【デートの会話で困る方必見】誰でも婚活デートで”深い話”ができる4Stepを紹介！

こんにちは！Pairsエンゲージ公認コーチの渡辺ゆいかです。

皆さんの中に「何回かデートするけど付き合うまでいかない」方はいませんか？
これ、もしかしたら”深い話”ができていないからかもしれません。

そんな方に、誰でも婚活デートで深い話ができる方法を紹介していきます。

なんで深い話が必要なの？
Step1：決めつけトーク
1. 決めつけトークの注意点
  1. 的外れな決めつけは逆効果
  2. 相手の「性格」ではなく「人格」を褒める
2. 決めつけトークのポイント
Step2：ネガポジ自己開示
Step3：あなどん
Step4：肯定する
実践会話例
まとめ

なんで深い話が必要なの？

深い話が必要な理由は、相手が自分にとって良きパートナーになるのかを確認するためです。

そもそも、二人がデートする目的とはお互いが「私にとってあなたってどういう人なの？」という部分を確認することにあります。

そのため、表面的な会話だけになってその重要な部分の確認ができなければ、それまでのデートの意味がなくなってしまいます。

また初回デートから次のデートに進む場合、「この人ともっと話したい」という気持ちが理由となって約束に繋がります。

しかし、2回目から3回目、もしくは告白に進めるかどうかは「相手のことを知りたい」という理由から「この人とこの先も一緒にいられるか」という判断基準に変わっていくためハードルがどんどん上がっていきます。

つまり婚活デートで深い話をすることは、お互いがパートナーとしてふさわしいか確認する意味合いがあるということです。

Amazonプライムで配信されている『バチェロレッテ・ジャパン』という恋愛リアリティ番組を知ってますか？

この番組では一人の女性を巡って様々な職業、年齢、性格の男性が自分をアピールしつつ、女性も男性がどんな人なのか判断して次のステージに進むかを決めていき最終的にパートナーとなる一人を選びます。

このバチェロレッテ・ジャパンでは1話ごとに脱落させる男性を選んでいきます。

最初は共通点や趣味が合うかで男性を選んでいくんですが、話が進むにつれて二人の未来が描けるかという部分が選考基準になっていました。

そういう意味では婚活デートと同じですね。

ただし、初対面でいきなり深い話をしてしまうのはタイミング的にも早いため、これから紹介するテクニックについては2回目以降のデートから使うようにしましょう。

このテクニックを使えば自然な形で深い話ができるようになりますよ！

Step1：決めつけトーク

最初のステップでは「あなたって○○そうだよね」と決めつけてトークをしてみてください。

この決めつけトークの何が良いのかというと、相手の興味を引ける点にあります。

例えば「あなたって素直そうだよね」と言われたら自然と「なんでそう思ったの？」と気になってしまいます。このように相手から決めつけトークをされると、その理由が知りたくなって逆に質問してしまうため会話がスムーズに展開されていきます。

さらに決めつけながら褒めることで相手からの印象もよくなります。

ただし、決めつけトークでは注意する点が2つあります。

決めつけトークの注意点

決めつけトークの注意点としては

的外れな決めつけは逆効果
相手の「性格」ではなく「人格」を褒める

の2つです。

的外れな決めつけは逆効果

あまりにも突拍子もないことや、自分の人間性からかけ離れた決めつけをされてしまうと、適当なことを言っている印象を受けてしまい逆効果です。

そのため、後で説明しますが納得感のある具体例が添えられるような決めつけトークができると効果的です。

相手の「性格」ではなく「人格」を褒める

決めつけトークで褒める際には相手の「性格」ではなく「人格」を褒めます。

「性格」と「人格」と言われてもイマイチ違いがわからないかもしれません。

それぞれを辞書で調べてみると次のような意味になっています。

【性格】
・行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向。「ほがらかな性格」「夫婦の性格が合わない」
デジタル大辞泉（小学館）

【人格】
・独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の人格を尊重する」「人格を疑われるような行為」
・心理学で、個人に独自の行動傾向をあらわす統一的全体。「人格形成」「二重人格」
デジタル大辞泉（小学館）

少し難しく感じてしまいますが、性格とは「几帳面」や「大雑把」のような性格診断に出てくるような言葉です。一方、人格とは「正直」や「素直」というように性格をより広く表現した、生き方を表したような言葉になります。

人格を表現する言葉としては次のようなものがあります。

【人格一覧】

まっすぐ
ブレない
正直
素直
ハッキリしている
言葉遣いが丁寧
明るい
優しい
前向き
おおらか
謙虚
一生懸命
未来志向
視野が広い
客観的
面白い

「○○ちゃんって面白いよね」など人格を褒められて嫌がる人はいません。

しかし、人は「○○ちゃんって几帳面だよね」など性格のことを決めつけられてしまうと「そんなことないよ」と否定したくなってしまいます。

決めつけトークのポイント

人格を褒めた決めつけトークでは決めつけだけで終わらずに、「具体例」も添えられると効果的です。

この際に重要となるのが相手に納得感のある具体例を添えるということです。

また、相手をどのように決めつけるかは前もって考えておくといいでしょう。メッセージのやり取りや初回デートから上記の人格一覧の中から相手にしっくりくる人格を決めておくとスムーズに決めつけトークに入れます。

Step2：ネガポジ自己開示

決めつけトークができたら次は「ネガポジ自己開示」で相手からの印象を良くしましょう。

そもそも、ネガポジ自己開示とは一見ネガティブのようだけど最終的にポジティブな印象が残る自己開示テクニックです。

例えば「コンプレックスが原因で過去に思い悩んだこともあるけど、それからはコンプレックスを克服するために頑張ってきたんだ」というようにネガティブな話から始まって、ポジティブな印象で終わる会話のことです。

このような自己開示をすることで相手に「その考え方いいね！」「前向きに考えているんだね！」と印象付けることができます。

「ネガポジ自己開示」の内容も「決めつけトーク」のように前もって考えておくといいでしょう。

Step3：あなどん

深い話をするための方法のStep3は「あなどん」です。
「あなどん」とは「あな・・たはどん・・な人ですか？」と聞くことの略。

Step1、2の流れができていると「逆に○○ちゃんって自分のことどんな人だと思う？」と自然な流れで聞くことができます。

これは最初に自分から自己開示をして時間をかけて会話をすることで、自分のことを話したがらない相手でも深い話がしやすい雰囲気になっているからです。

Step4：肯定する

「あなどん」で相手の深い話が聞き出せれば相手がどんな人だったとしても必ず肯定します。

肯定する際も、ただ「わかるよ」と肯定するだけではなく、具体例も添えて肯定できると相手から好意的に映ります。

この具体例はもちろん自分の原体験から話せるのが一番です。しかし、それが難しい場合はあるあるトークなど一般的な具体例でも問題ありません。共通点を見つけて共感するのも効果的です。

あまり難しいことは考えず、素直にその人に対して感じた印象を具体例を添えてしっかりと伝えられれば、自然と相手との会話も深くなっていきます。