こんにちは!
ゆいか(結花)です。

今回の書籍紹介は【女の取扱説明書】という本を紹介します。
こちらの本は、
医学、行動学、栄養学、心理学、脳科学など
様々な視点で女性の行動、発言を解説し、女性との接し方について記したものです。

一見男性向けの本に見えますが、女性に向けて、男性との接し方についても言及していますし、自己理解のためにも役立つ本となっています

記念日にやたら執着する。

女性は恋をすると記憶力が高まる

(P43)

2人が出会った場所、お付き合いを始めた日、2人で出かけた場所や食べた物などなど。男性は女性の記憶力に驚かされたことがあると思います。 
突然、
「去年の今頃は〇〇に行って、2人で〇〇を食べたよね! あれとっても美味しかった~! 覚えてる?」
とか言われてびっくりした経験はありませんでしょうか(笑)

なぜ女性はこんなに事細かく2人の間で起きたことを覚えているのでしょうか?

それは女性には「好き、嫌い、楽しい、悲しい」などの感情に関わる記憶が長期間残されており、都合に合わせて取り出して思い出すことができるからです。

さらに女性は、女性ホルモンの影響によって、記憶力が高まることがわかっています。 女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、脳の記憶の中枢である「海馬」に働きかけて、記憶力を高める働きがあります。

そして女性は恋をすると、エストロゲンの分泌量が大量に増えます。
つまり、女性は恋をするとことで記憶力が高まることになります。

彼氏と過ごしている時間はエストロゲンが大量に分泌されているので、男性が気づきもしないことまでしっかり覚えているのです。

では男性の記憶力はというと、別の方面で発揮されています。
例えば、
「サッカーの試合で、いつの試合で前半何分に俊輔が出したパスを柳沢が受けて、シュートしたのが入った」
といったことを記憶しています。

このように、男性と女性では関心のあることが異なるため、記憶力の発揮のしどころが違います。

女性としては記念日は覚えていて当然のことなので、そこに男性との温度差が生まれてしまい、
「ワタシのことを大切に思ってないのね……」
となってしまうのです。

男性は記念日を忘れてしまいそうなら、スマホや手帳にメモしておきましょう!
女性は、そもそも男性は記念日等を覚えるのが苦手と理解しつつ、忘れられないようにしつこく伝えましょう!

突然怒ったり、泣いたりする。

女性の脳は、一気に多くの感情で埋め尽くされやすい構造である

(P72)

デート中、些細なことで女性が怒り出してけんかになって、しまいには泣き出してしまうという経験をしたことはありませんか?

男性としては、
「何がそんなに気に食わなかったの?」
「そこで泣く???」
「女っていうのはわがままだな……」
と動揺することがあると思います。

ですが多くの場合、脳の構造が原因にあります。というのも、女性の脳は一気に多くの感情が溜まりやすい構造だからです。

脳内には左脳と右脳の間に「前交連」という部位があります。この前交連には感情に関する情報が流れているのですが、男性より女性の方が前交連が太く、感情に敏感です。

よく男性よりも、女性の方が感情表現が豊かで、人の気持ちを察するのが得意と言われますが、それは前交連の太さが異なるためです。

これはメリットである一方で、自身の処理能力を超える情報が流れてしまい、パニック状態に陥ることにも繋がります。
そのため、はじめは怒っていたのに、話しているうちに本人も混乱しはじめて収集がつかなくなり、泣き出してしまうのです。
いろいろな感情が一気に押し寄せ、対応できなくなってしまうのです。

男性はこういう時、口を挟んではいけません! 口出しすることによってパニック状態に拍車がかかってしまうのです。
大きな声を出したり、泣いたりすることでストレスホルモンというものが放出されます。そうすることで時間とともに落ち着いてきますので、
「そうだったんだね」と感情に寄り添いながら、気が済むまで泣かせてあげましょう。

気分が変わりやすい。

気分が変わりやすい、急に疲れたと言い出す…、それは女性が2つの女性ホルモンの影響を常に受けているからです。

(P101)

よく女性は男性より、体調を崩しがちだったり、気分が変わりやすかったりしますよね。
エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンがあるのですが、月経周期によって、この2つの女性ホルモンの分泌量が上がったり下がったりします。

それによって昨日までは元気だったのに、
今日は頭痛がする、
急にお腹の調子が悪くなる、
体が重くなる
などの体調不良を起こすのです。

特に月経周期のはじめと終わりは体調の変化が顕著です。
月経周期のはじめは、月経痛や頭痛、貧血が起きやすく、
月経周期の終わりは、むくみ、だるさ、頭痛、腹痛、イライラ、不安感、過食などに襲われやすくなります。

このように女性ホルモンの変動によって体調に変化が起こるのが女性の体なのです。

1か月の半分くらいはこの不安定な周期に支配されており、それが毎月繰り返されます。

一方男性には月経はないので、ホルモンバランスの変動も起きませんよね。男性ホルモンの分泌量はほぼ一定のため、ホルモンに影響されて体調が変わるということはないのです。
そのため、風邪をひくなどのアクシデントがない限り、毎日を大体同じように過ごすことができます。

男性はつい女性のことを気分屋と感じてしまいますが、女性はいつでも同じように行動できる男性はいいなとうらやましく思っているのです。

男性は女性の体調に気を遣い、柔軟に対応してあげましょう。
女性は男性が思っている以上に体調が変化しやすいことを教えてあげましょう。

いくら痩せても、まだ痩せたいと思う

メスの「選ばれたい本能」が、やせたい欲望を募らせる

(P187)

よく、スリムまたは普通の体型の女性が自分のことを太っていると嘆くことを聞いたことはありませんか?
なぜ彼女たちはそんなに痩せたがるのでしょうか?

それは痩せることで男性に選ばれる確率が上がるからです。
これは男性の皆さんもわかると思います。

しかし、痩せたい願望が加速すると認知が歪むことがあるのです。

痩せればもっときれいになれる、やせたらもっとみんなに振り向いてもらえる。そうやってダイエットに取り憑かれてしまうことがあるのです。

そうすると、実際にはガリガリに痩せているのに、鏡に映った自分が実際よりも太って見えてしまうという錯覚を起こしてしまうのです。

そのため、「もっと痩せなくちゃ!」とダイエットがエスカレートするのです。これは脳内で認知のゆがみが起きているためです。

男性は、もし彼女がスリムなのに、痩せたいと言っていたら、今のままで十分スリムできれいだと伝えてあげましょう。

ちょっと難しい言葉も出てきましたが、女性の脳や体について理解いただけましたでしょうか?

男性と女性とでは、これだけ脳と体の仕組みが違うのです。
なので、ちょっとしたことですれ違いが起きるのは仕方ないことなんですね。
お互いの違いを理解したうえで、歩み寄ることができれば、居心地の良い関係が築けますよ。

ではでは、本書が気になった方はぜひ手に取ってみてください。

【著者】姫野 友美 氏(心療内科医 / 医学博士)

東京医科歯科大学卒業。その後、九州大学医学部付属病院や東京都立広尾病院、東邦大学大橋病院等、様々な病院への勤務を経て、
2005年に ひめのともみクリニックを開設され、
2006年には 日本薬科大学 漢方薬学科 教授に就任される。
日本テレビ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学」、テレビ東京「主治医が見つかる診療所」など、他にも多数のメディアに出演される。