こんにちは! ゆいかです。

Pairsエンゲージ公認恋愛コーチ、結婚相談所ツヴァイのセミナー講師を務めたり、タイムチケットで恋愛指南をしたりしている私、渡辺結花(ゆいか)がお届けするこのコラム。

題して【映画のワンシーンから学ぶ恋愛講座】です。

タイトルの通り、ゆいかが観た映画を題材に、実際の恋愛に役立つワンシーンをピックアップして解説していくコラムです。

若干のネタバレを含んでいるので、映画を観た後に読まれることをおすすめします。

さて、そんな本コラムの初回にご紹介するのは、
【ブレードランナー 2049】
というSF映画です。

〈あらすじ〉
2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。
人間と見分けのつかない《レプリカント》が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。
危険な《レプリカント》を取り締まる捜査官は《ブレードランナー》と呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた―。
LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。
いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―
人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。
〈出典 ブレードランナー 2049 公式サイト:
 https://bd-dvd.sonypictures.jp/bladerunner2049/〉

恋愛講座と題しているのに、恋愛映画ではなくSF映画が出てきてビックリされたかもしれませんが(笑)
でもご安心ください。恋愛映画ではないからこそ、ひとつのシーンに恋愛要素が凝縮されているのです。

ご存知の方もいるかもしれませんが「ブレードランナー 2049」は、1982年公開でハリソン・フォード主演の映画【ブレードランナー】の続編です。

今回ご紹介するワンシーンは、前作からのシーンが劇中で引用されたものです。

前作の主人公デッカードがレプリカントのヒロイン、レイチェルに対して、人間であるかレプリカントであるかを判別するための質問を行います。
実はこの時にデッカードとレイチェルは恋に落ちています。

https://www.youtube.com/watch?v=g-DkoGvcEBw


デッカード「一連の質問をするから、簡単に答えてくれ。子牛の革の財布を贈られる」
レイチェル「受け取らない。その人を警察に訴えるわ」
デッカード「子供が採集したチョウと毒つぼを見せる」
レイチェル「医者に連れてくわ」
デッカード「テレビを見てる時、ハチが腕に止まる」
レイチェル「殺すわ」
デッカード「雑誌に女のヌード写真がある」
レイチェル「これはレプリカントではなくてレズビアンのテストなのデッカードさん?」
デッカード「答えてほしい。夫に見せると、彼は喜んで寝室の壁に貼る」
レイチェル「貼らせないわ」
デッカード「なぜ?」
レイチェル「わたしがいるからよ」

ここまでが前作のシーンです。
この時の会話は録音されており、レプリカントの製造会社のデータベースに保管されることになります。

そして時が経ち、続編の主人公Kは捜査の過程で当時録音されていたデッカードとレイチェルのやり取りを聞くことになります。
Kは上記のヌード写真のくだりを聞いて、レプリカントのラヴに以下のように話します。

K「好きみたいだ」
ラヴ「誰を?」
K「この、デッカード捜査官を。彼女挑発してる」
ラヴ「個人的な質問をされれば高揚して、求められてると、感じる」

このようにSF映画らしく、恋に落ちる瞬間までもを理論的に説明しています。

人は誰しもが、一番興味があるのは自分のことです。
デッカードは、遭遇したシュチュエーションに対し”あなたなら”どうするかという”自分”に向けた質問を繰り返しおり、
さらに最後の質問で意図的でないとしても、レイチェルの感情を引き出すことができました。

これを実際の恋愛で応用してトークスクリプトを考えてみます。
まず相手に関すること、今回は恋愛に関することにしましょう。
特にPairs等で知り合った女性であれば、恋愛に興味がないということはないからです。

次に女性の答えに対して、受け入れ、共感、同調を入れていきます。

会話例文
「もし浮気とかされたらどうするの?」

「そんなのあり得ない!って速攻で別れるかな。でも浮気させた自分も悪かったのかなって考えちゃうかも」

「それわかるわ。浮気した相手のことは許せないけど、自分のことも責めちゃうんだよな。俺も浮気されたことあるけど寂しい思いをさせた自分も悪かったのかなって」

「そう! それ!」

ポイントは
・相手に関すること
・感情を引き出すこと
です。

恋愛の話題等、深い話をすることで相手との距離を縮めることもできます。
もちろんデッカードのようにいきなり個人的な質問を繰り返して、相手を怒らせてはいけませんが(笑)

そういえばこの前、渋谷を歩いていて驚きまして。
渋谷の景色が1982年の前作で描かれていた景色とそっくりになっていたんです。前作の舞台は2019年のロサンゼルスです。

劇中のLA
劇中のLA
渋谷にて

上を見上げれば高層ビルが立ち並び、
下を見下ろせば狭い路地に様々な人種の人たちが行き交っている。
ブレードランナーの世界とそっくりです。

その他にも、
現実の2019年にはスマホやスマートスピーカーなど、音声に反応して動くデバイスがありますが、前作の世界でもすでに音声に反応して動く機械が登場しています。

まるで現実世界がブレードランナーの世界を追従してきたかのようです。

近い将来、現実世界にもレプリカントが紛れ込んで、人間と恋に落ちる日が来るかもしれませんね。

これからも参考になる映画のワンシーンをピックアップしてお届けしていきます!

次回もお楽しみに!