皆さんこんにちは!
恋愛コンサルタントの渡辺ゆいかです。
インタビューを務めさせていただきます、
「ずっぴー」こと図師英嗣です。
よろしくお願いします!
今回の番組スタート2回目ということで
初回はゆいかさんがどういう方かという、自己紹介的なことで終わってしまったんですけども。今回お伺いしたいのがこの番組タイトル。「この人狼ゲームに学ぶ恋愛モテ戦略」
人狼ゲームが何なのかわかってないと、もう最初から入り口からちんぷんかんぷんだと思うんで、「人狼ゲーム」について教えていただいていいですか?
はい、ありがとうございます!
まずですね、人狼ゲームの人狼っていうのは
「人」と「狼」書いて人狼(じんろう)と読みます。
これは人の姿をした狼のことを、「人狼」っていう風に表現しています。
なので、誰が人狼かは見た目ではわからないというゲームになっています。
今はオンラインでやったりすることもあるんですけれども、当初はカードゲームとして
スタートしていて、村人側のカードと狼側(人狼側)のカードをシャッフルして、みんなに配って、誰がどのカードを引いたかは分からないっていうような状態でゲームがスタートしていくというものでした。
それだけならね、別に何もないんですが。
どうやらその狼は「毎晩一人ずつ人間を襲撃して、人間を食べ殺してしまう」っていうことが分かり、「これはいけない!」とみんなで話して、昼のターンに、1人だけ怪しい人を追放しようっていう風になるんですね。
ゲームとしては、昼のターン⇨夜のターン⇨昼のターンという風に繰り返していくんですが
・昼のターンではみんなで相談して追放する人を一人決める
・夜のターンでは狼側の陣営が誰を襲撃するか決める
るっていう形で、基本的には一人ずつ減っていくという風になっています。
例えば最初が10人だとしたら、
昼のターンで9人になり、
夜のターンで8人になり、
っていう感じで減っていくんですが
・狼を全員追放することができたら村人側の勝利
・狼の数と人間の数が同じ以下かそれ以下になってしまったら狼側の勝利
という風に決着がついていきます。
なるほど、人と狼と両方いて、それぞれ、知らんふりして参加していて、
その中でまあ市民チームというか勝つか、
オオカミチームが騙し切るか、
みたいなそういうゲームなんですね。
村人側は本当に裏表がないので「騙し合う」っていうことではなく
村人側はすごいシンプルに思ったことを言っていて、
狼を追放したいっていうだけなんですけど、
狼側は人間に紛れて人間を騙していくような動きをとっていきますね。
その中で、狼側としては自分たちが生き残っていくために、人をやっぱり口八丁手八丁で騙して、自分たちを守ろうとするわけなのね。
そうですそうです。本当はね、自分が狼だっていうことが例えば分かってるんですけど、
「ズッピーさんの今の目線の動きが怪しかったから今日追放した方がいいんじゃないか」
みたいなことを言ってみたりね。そうやって他の人を追放するっていうのを、基本的には促していきますね。
ああそっか、それで「最終的にどっちが生き残るか」みたいなのが人狼ゲームなのね。
最初慣れないうちは、「村人」っていう役職と「人狼」っていう役職だけでやっていく
ことが多いんですけれども、慣れてきたら「役職」っていうものを入れてゲームをしていくことが多いんですね。
どんな役職があるんですか?
例えば「霊媒師」っていうものがあったりします。
前日に処刑された人が「人狼」なのか「人間」なのかがわかるっていう能力になっています。
他にも有名なものとしては「占い師」っていうのがあります。
この人は夜のターンに生き残ってる人を誰か一人指名して、その人が「人狼」なのか「人間」なのかわかるというものがあります。
なので、例えば昼のターンですごく人間ぽくしてたんだけど、占い師に見つかっちゃって人狼だってことがバレちゃうなんてことがありますね。
他には「騎士」とか「狩人」って呼ばれるような役職もあるんですが、これは他の人を守るっていう能力があって、例えばズッピーさんが初日に「占い師です」って言ってたとするじゃないですか。
そしたら人狼は占い師が怖いので、占い師を襲撃したいんですけど、でもこの騎士の人は、「占い師がきっと狙われるぞ」って思ったら、占い師を守るって事ができるんですね。
そうすると、人狼の襲撃が失敗に終わったりすることがあります。
でも騎士は、自分のことは守れないので、
「この人が騎士です」っていうのが、人狼にわかっちゃうと、すぐ人狼に襲撃されちゃう、
といいウィークポイントがあったりします。
あと最後なんですけども、「狂人」っていうものがあってですね。
霊媒結果でも人間だし、占っても人間って出るんですけど、人狼の仲間をするっていう役職があります。
人間なんだけど、狼の味方をする…
何でしょうね、なんか狼からすごいお金をもらってるんですかね(笑
わからないですけど、とにかくそんな裏切り者がいたりします。
で、こんな役職を交えて9人以上でやることが多いんですけど、
9人でプレイしていたら9人村、
10人でプレイしたら10人村、
なんていう言い方をすることが多いですね。
なぜ恋愛と近いかっていうと、結局ね、コミュニケーションのゲームなんですよ。
なので、上手にコミュニケーションが取れた人は生き残っていくし、
コミュニケーション苦手だと追放されやすくなる、っていうところがあって。
恋愛もコミュニケーションが上手な人は次のデートに行きやすいですよね、っていうところで結構共通点があるなと私は思ってるんですよね。
なるほどですね。人狼ゲームの中には色々な役割があって、お互いを詮索したりしながら疑心暗鬼になっていきそうな気がするけれど、恋愛においてはゲームじゃなくて、コミュニケーションが大事だから人狼ゲームに学ぶんだよ、という着地なのかな?
そうですね!
自分が村人だった時に、周りの人が全員怪しく見えちゃったりすると思うんですけど、
例えば「自分が今から言おうと思ってたこと」を自分の隣の人が言ってくれたら、
「この人きっと村人で私と同じ陣営だな」って思うと思いませんか。
思う思う!
安心できますよね。それって本当にデートでも同じで、
相手の女の子が今から言おうとしてたこととか、
本当はこういうことを伝えたかったんだよね、
っていうことを男性側が伝えてあげられると、
「あ、そうなの、それが言いたかったの!すごい、よくわかったね!」
みたいな感じで、とても評価してもらえたりするんですよね。
なるほどね。いろんな人間関係が渦巻いてるのが、ゲームの中で賛成する人とか、自分の同志というか仲間になってくれそうな人とか、そういう会話をする、というところを通じて、「これを恋愛に転換するとどういうことなのか」っていうことが学べる、みたいなそんな感じなのかな、きっと。
そうですね。相手の女の子は基本的には、役職で言ったら村人みたいな、素直にシンプルに、運命の王子さまを探してデートの場所にいるわけですけど、
デートしている相手が、自分を幸せにしてくれる人なのか、ちょっと関わらない方がいい人なのか、っていうのはわからないので、それを会話を通して知ろうとしているんですよね。
なので、そこ「で僕は素敵な男の人ですよ」「僕は村人ですよ」っていうようなことを、
相手の人に信じてもらうことができれば、お付き合いに発展しやすいですよ、ということ
が、私が確信していることなんです。
そうか、その人が最終的に狼になったりはしないしないんですね(笑
そうですね(笑
本当にコミュニケーションが上手い人っていうのは、人狼側のカードを引いても、村人側のカードを引いても、結局勝率が高いんですよね。
なのでコミュニケーションを極めていくためには、ただ自分が村人であるっていうアピールをするってことだけではなくて、人狼側になっても有利に戦えるような、議論の運び方だったりとか、そういうのを意識していくと、よりワンランク上のモテのステージを目指すことができると思っています。
よくわかりました、ありがとうございます!